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選択的夫婦別姓について

2025年6月22日

婚活マイスターコナンの樺沢です。

ある女性会員さんのお話です。
彼女は一人娘としてご両親から「婿養子を取ってほしい」と言われ、その希望を受け入れて婚活をスタートしました。というのも、先祖代々守ってきた土地があり、家の名前や財産を引き継いでくれる人が必要だったからです。ご自身の将来です。本当に好きな人と結ばれるべきではありますが、親御様に寄り添う親孝行な女性が多いと感じます。

でも、実際には婿養子を希望する男性って本当に少ないんです。ごく一部の方しか「婿入りOK」とは言ってくれません。
そうして時間だけが過ぎていく中で、女性には子どもを授かるタイミングに限りがあるという現実もあります。気づけば出産のタイミングが難しくなっていた…となってしまっては、本末転倒ですよね。

そんな中、今ちょうど政治の場で「選択的夫婦別姓」についての議論が進んでいます。
もしこれが実現すれば、「家の名前を残したい」という願いと「結婚したい・子どもが欲しい」という願いが、両方かなえられる可能性が出てくるんです。

個人的には、「これで全部うまくいくのでは…?」と、少し希望を感じています。

選択的夫婦別姓について、以下にまとめてみました。

↓↓↓

選択的夫婦別姓制度とは、「結婚しても夫婦が別々の姓を名乗ることを法律で認める制度」です。現在の日本では、夫婦は同じ姓(多くは夫の姓)を名乗ることが法律で義務付けられており、結婚に際してどちらかが姓を変えなければなりません。この制度に対しては、導入を求める声と慎重な意見が存在しており、以下のような課題や問題点が挙げられます。

1. 現行制度の課題

◆ 個人の尊厳やアイデンティティの喪失

  • 主に女性が姓を変えることが多く、自分の名前に対する愛着やキャリア上の認知が損なわれることへの不満が多くあります。

  • 学術業績や職場での認知、SNSアカウントなどに影響が出る場合もあります。

◆ 国際結婚との不整合

  • 日本人と外国人が結婚する場合は別姓が認められるため、日本人同士にだけ同姓義務があるのは矛盾しているという指摘があります。

◆ 婚姻率や事実婚の増加への影響

  • 同姓義務が障壁となり、結婚を諦めて事実婚を選ぶカップルもいます。結果として法律婚を選ばない人が増え、法律上の保護が受けられない問題も生じます。

2. 選択的夫婦別姓に対する主な懸念・反対意見

◆ 家族の一体感や子どもの混乱

  • 「家族は同じ名字であるべき」とする価値観から、別姓を認めることで家族の一体感が損なわれるのではないかという懸念。

  • 子どもの姓をどちらにするかで揉める可能性や、周囲の誤解を生むという声もあります。

◆ 制度運用の複雑化

  • 書類や公的手続き上での不一致、例えば戸籍やマイナンバーなどの整合性管理が煩雑になることを懸念する意見もあります。

◆ 伝統や文化の変化への抵抗

  • 日本の家制度や「家を継ぐ」という文化的価値観の中で、「夫婦別姓は日本の伝統を壊す」という意見も一部で見られます。

3. 法制度・裁判の動き

  • 過去に最高裁判所では「現行法(同姓義務)は合憲」と判断されました(2015年・2021年)。

  • ただし、「国会で議論されるべき問題」とされており、立法府の対応が求められています。

  • 国会ではたびたび法案が提出されていますが、政党間で意見が分かれており、採決には至っていません。

4. 世論と国際的な動向

  • 世論調査では「選択的夫婦別姓を認めるべき」という意見が過半数を占める傾向にあります。

  • 国連の女性差別撤廃委員会や欧米諸国からは、「女性の人権の観点から制度の見直しを求める」意見もあります。

まとめ

選択的夫婦別姓制度は、「同姓か別姓かを選ぶ自由を認める」制度であり、個人の権利と家族の形の多様性を尊重しようとする考えに基づいています。一方で、家族観や社会制度の整合性を重視する意見もあり、導入には慎重な議論が求められています。

最後に・・

選択的夫婦別姓が可能になれば、結婚が叶う方々が大勢います。婚姻数が増え出生数が増えるはず!

政治家の方々へ是非とも前向きな議論をお願いします!

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